2026年6月時点の生成AIサービスは12カテゴリ・約130サービスに拡大し、全体像を把握するだけでも困難な状況が続いています。本記事では、調査・裏取り済みの最新サービスだけを掲載した生成AIカオスマップ(2026年6月版)を公開します。
皆さんこんにちは!事業構想×生成AI活用アドバイザー(中小企業診断士)の津田です。
今回は、急速に増え続ける生成AIサービスの全体像を可視化したカオスマップを公開します。どのカテゴリにどんなサービスが存在するかを把握することで、自社の業務に合ったツール選定や、AI活用の戦略立案に役立てていただけます。
ポイント:生成AIサービスは「使えるかどうか」より「何に使うか」を先に決めることが重要です。カテゴリ別に整理されたカオスマップを参照しながら、まず1つの業務課題を選び、そこに特化したサービスを試すことをおすすめします。
私自身が感じてきた変化:少し前まで「ChatGPTが一番」と思っていたら、Geminiが追い上げてきてどれを選べばいいか迷う時期が続きました。今はClaudeの実行能力が一気に高まっており、半年前とは別ツールのような進化を感じています。特定のサービスに依存するのではなく、「何かあれば乗り換えられるように」「タスクに応じて使い分ける」という考え方に切り替えることが、中長期的には安定したAI活用につながると支援の現場でも伝えています。
生成AIカオスマップ(2026年6月版)を公開します。2026年6月12日時点の調査に基づき、架空バージョン・終了済みサービスを全廃した12カテゴリ・約130サービスの最新版です。
2026年4月公開。エージェント能力を強化し、5.5 Instantは無料層にも展開中。GPT-5.5 ProはFree/Go/Plus/Proの各プランで利用可能。
Fable 5は2026年6月9日公開の最上位モデル。Opus 4.8(5月)は標準価格帯の主力で並列サブエージェントに対応。
3.5 FlashはGoogle I/O 2026(5月)発表でアプリ既定モデルへ。3.1 Proは2月GA済み。2Mトークン文脈+Deep Think搭載。
2026年3月GA。Xプラットフォームのリアルタイム情報との統合を深化。Grok 5は未リリース(噂のみ)。
2025年4月のまま更新なし。Metaは2026年4月にクローズドの「Muse Spark」へ転換し、事実上オープン路線を撤退。
2025年12月公開(675B MoE、Apache 2.0)。欧州産最大級オープンモデル。Mistral Small 4は2026年3月。
Qwen3.6(27B/35B-A3B)は2026年4月Apache 2.0公開。3.7 MaxはAPI限定クローズドモデルとして別途提供。
2026年4月公開。1Mトークン文脈・超低価格($0.435/$0.87 per 1M tok)でGPT-5.5クラスの性能を実現。
2025年8月Apache 2.0で公開。safeguard付きモデル(2025年10月)も提供。OpenAI初のオープンウェイト系。
2026年4月2日Apache 2.0公開。256Kトークン文脈・視覚音声ネイティブ対応の小型高性能モデル。
Phi-4ファミリーに2026年3月reasoning-vision-15Bを追加。エッジデバイス向け高性能小型モデルの代表格。
2026年4月30日公開、6月11日デフォルト化。速度4〜5倍・ネイティブ2K解像度。旧「v7.5」は存在しない。
2026年4月21日公開。DALL-E系を完全置換。テキスト描画精度約99%・日本語対応・最大4K出力。
Gemini 3 Pro Image相当のモデルが6月GA。テキスト描画最強クラス・検索グラウンディング対応。
2026年4月エージェント公開β。他社モデル30以上を統合するハブへ進化。完全ライセンス済みデータで商用安心。
2025年11月公開。FLUX.2 kleinはApache 2.0(2026年1月)。Black Forest Labs製オープンウェイト画像生成。
2026年6月3日公開。9.3Bオープンウェイト・商用可・ネイティブ2K。テキスト描画の精度に特に強み。
最大4K・ネイティブ音声同時生成。Veo 3.1 Liteは低価格大量生成向け。Google AI Proプランで利用可能。
2026年2月公開。映像+音声を単一パスで生成。4K/60FPS対応でELOベンチマーク首位を獲得。
2026年2月一般展開。物理挙動・追従性が大幅向上。映画・CMなどプロ向け映像制作への採用が増加。
2026年2月公開。テキスト・画像・音声・動画を統合入力できる統合型動画生成モデル。著作権訴訟リスクに留意。
2026年1月公開。ネイティブ1080p・旧比4倍高速。「Dream Machine Pro」はサービスプラン名でモデルはRay3系。
2025年10〜11月公開。人物表現の自然さに強みを持つ動画生成モデル。
2026年5月限定β。キャンバス上のエージェント操作とローカルコード接続→PR作成が可能に。
Galileo AIは2025年5月Google買収で「Stitch」に統合。単独サービスは終了し、Googleエコシステム内で提供。
継続強化中。React/Next.jsフロントエンドを本番品質で生成できる最右翼。
欧州最速成長のフルスタック生成ツール。非エンジニアでも日本語指示でWebアプリが完成。
ブラウザ内で最速のアイデア→稼働アプリ変換。チーム共有や外部デプロイも手軽。
2026年4月に独自基盤モデル「Canva Design Model」を発表。対話型デザイン生成が中核機能に進化。
Gamma Agent(2025年9月)・Imagine(2026年3月)・Generate API GA(2026年1月)で機能が大幅拡張。
テキスト→図解特化サービス。継続提供中。プレゼン・資料制作の図解工程を自動化。
日本語特化のAIスライド生成。2026年1月に新UI+生成β機能を追加。国内利用者に最適化。
2026年3月公開。Warner提携・訴訟和解済み(2025年11月)。シリーズD $400M調達(2026年6月3日)。
UMG/Warner/Merlin/Kobaltと和解し、ライセンス済み楽曲データに基づく新プラットフォームへ移行中。
2026年5月20日公開。最長6分20秒・small/mediumはオープンウェイト。完全ライセンス済みデータを使用。
2026年5月27日公開。高品質な音楽・BGM生成。ElevenLabs製品群(Agents/Scribe等)の一部として提供。
Free/Go/Plus($20)/Pro($100〜$200の2階層)。GPT-5.5系で最新エージェント機能を包括的に提供。
Fable 5(6月9日)最上位モデル搭載。デスクトップ自律操作エージェント「Claude Cowork」が2026年4月GA。
AI Plus $7.99/Pro $19.99/Ultra $99.99(値下げ)。UltraプランにAI Spark(24時間エージェント)を搭載。
Word/Excel/PPTの「Agent Mode」GA(2026年4月22日)。2026年7月1日に価格改定予定。
Cometブラウザを全OS無料化(2026年3月18日)。$200M調達報道あり。AI検索×ブラウザの統合を推進。
2026年2月24日公開。5月からクレジット課金($10/1,000クレジット、Business以上)で本格利用が加速。
2026年3月に30以上のAI機能を追加。Claude搭載・MCPクライアント化。Slack AIアドオンから実質移行。
AIネイティブ再ローンチ。会話型ビルダー+Field Agents搭載。全プランにAIを標準バンドル。
Gemini全プランバンドル化。Workspace Studioでノーコードエージェント構築が可能に。2026年9月25日値上げ予定。
2025年10月GA+$125M調達。月間9,000万DL。複雑なエージェントワークフロー構築の業界標準。
イベント駆動型エージェントFWが安定版。LlamaParse Agent Skillsで文書処理を大幅に強化。
2026年4月3日GA。AutoGen+Semantic Kernelの統合後継。既存AutoGenユーザーには移行を推奨。
2026年4月大型更新。ノーコードAgent Builderは2026年11月終了予定→SDK一本化の方向へ。
直近12カ月で約20億回のエージェント実行。マルチエージェント協調の実用フレームワーク。
2025年12月Linux Foundation傘下へ寄贈。月間9,700万インストール。エージェント接続の業界標準規格。
ARR $20億(2026年2月)。自社モデルComposer 2.5(5月)搭載。AIネイティブIDEの筆頭格。
Agent Mode GA(3月)+Coding Agent搭載。旧Copilot Workspaceは2025年5月廃止。6月から従量課金制。
Managed Agents・並列ワークフロー(Code with Claude、2026年5月)。CLIベースの自律型開発エージェント。
GPT-5.3-Codex→GPT-5.5へ統合進行中。クラウドエージェント型コード生成の原点。
OpenAI・Google買収合戦を経てCognitionが2025年12月クローズ。コーディングエージェントの雄として継続。
2026年5月に$10億調達(評価額$260億)、ARR $492M。自律ソフトウェアエンジニアの実用化最前線。
評価額$90億(2026年3月)、Visa出資(6月)。ブラウザ内フルスタック開発エージェントとして急成長。
GitHub 63k★。Claude Code等に対応したオープンソースIDE拡張エージェント。
Amazon Q Developer後継(2025年11月GA)。AWS環境に深く統合されたAIコーディング環境。
2026年4月からGPT-5.5等OpenAIモデルも提供開始。AgentCoreを中心としたエージェント基盤として再編。
旧Vertex AIをリブランド(Google Next 2026、4月)。エージェント開発基盤として再定義。
旧Azure AI Foundryから改称。Fireworks AI一次統合(3月)・Foundry IQ発表。マルチモデル開発基盤。
最新オープンモデルへの即時対応で定評。エンタープライズ向けファインチューニングと高速推論を提供。
超低遅延推論に特化。評価額$150億での交渉報道あり(未確認)。Microsoft Foundryにも一次統合済み。
エンタープライズ向けMLインフラ。カスタムモデルの本番デプロイとコンプライアンス対応に強み。
2025年11月Cloudflare傘下に。コミュニティモデルの最大プラットフォームがエッジ統合へ移行。
NVIDIAとライセンス契約(約$200億、2025年12月)。LPU推論の高速性はGroqCloudとして継続。
2026年5月14日Nasdaq上場・$55.5億調達。ウェハースケールLPUによる超高速推論で差別化。
Series B $113M。週25兆トークン処理。200以上のモデルへ単一APIでアクセスできるルーターの最大手。
独立OSSの定番ゲートウェイ。100以上のLLMプロバイダーを統一インターフェースで呼び出し可能。
2026年5月Palo Alto Networks傘下に。エンタープライズLLMゲートウェイ機能がセキュリティベンダーへ統合。
BYOC対応とBuilderティア($20)を追加。サーバーレスベクトルDBのエンタープライズ標準格。
キーワード+ベクトルのハイブリッド検索に強み。マルチテナント・マルチモーダル対応。
Vector Lakebaseを2026年6月10日に発表。大規模ベクトル処理のOSS/マネージド両対応プラットフォーム。
$50M Series B。Rustベースの高速ベクトルDB。精密なフィルタリング性能に定評がある。
Cloud GAで手軽さを保ちながらスケールアウトに対応。ローカル開発→クラウド移行がシームレス。
「Postgres回帰」トレンドを牽引。既存Postgresインフラへの追加で導入コスト最小化。
text-embedding-3-small/largeが現行最新。「text-embedding-4」は存在しないため注意。
2026年3月公開。初のネイティブマルチモーダル埋め込みモデル。テキスト・画像を統合したベクトル表現。
100以上の言語で高精度な多言語埋め込み。グローバルなRAGシステム構築に最適。
2026年1月MongoDB傘下に。法律・金融など専門ドメインの検索に特化したシリーズ。
「v3.5」は存在しないため注意。現行最新はv5。長文脈ドキュメントの検索精度に強みを持つ。
エージェント向け「Task Adherence」プレビュー(2025年11月)。旧称「Agent Guard」機能名は確認されず。
$1.8億でF5が買収。F5 AI Guardrails/AI Red Teamとして再編済み。
約$3億でCheck Pointが買収。プロンプトインジェクション防御の技術が大手セキュリティベンダーへ。
「Arthur Shield」は「Built-in Guardrails」+OSS「arthur-engine」へ改称・再編済み。
Meta 49%出資(2025年)で中立性喪失リスク。防衛・政府向けシフトが加速。選定時は依存度に注意。
$100M Series D調達。専門家の知識を構造化した「Expert Data」コンセプトに注力。
純国産LLM。1GPUで図表入り日本語ビジネス文書を処理(2026年5月19日更新)。法人向けに展開中。
デジタル庁「源内」選定モデル。日本語特化拡散言語モデルも公開(2026年1月)。KDDIグループ傘下。
PLaMo 3.0 Primeβが2026年3月公開。商用版は2026年6月中旬予定。翻訳・VLMも展開中。
2026年6月からソブリンクラウドで法人向け提供開始。ソフトバンクグループ傘下の国産LLM。
シリーズB完了(2025年11月)。金融・防衛向け事業化を推進。進化的アルゴリズムによるAI研究で注目。
100Bパラメータ日本語特化LLM。NVIDIA NIMで提供。ビジネス文書処理・金融テキストに強み。